2019年度から増備されてきた小田急5000形。2023年度に一度増備が中止されましたが、2024年度から増備再開する可能性があるのかと思います。何故、小田急5000形は増備がストップしたのでしょうか。
私が考えるに、二つの理由があると思います。まず一つは、
置き換えを急ぐ車両がいなくなったこと
2021年度には8251Fの廃車によりVVVF率が100%になり、2022年度には1000形未更新車全廃により、電磁直通ブレーキの車両がいなくなったことで、置き換える必要がなくなったのだと思います。
で、もう一つが、
留置スペース不足を防ぐため
西武のサステナ車両では、小田急8000形が指名されています。そうすると、以前から交渉は始まっていたものと思われ、つまり、交渉の結果がどうなるかが決まるまでは5000形を増備しても8000形を廃車にできない、という難点があり増備に至らなかったのだろうと思います。実際にこのような事例はインドネシアへのE217系譲渡可否にも影響がありました。
終わりに