2015年に最初の編成が登場してから今年で9年になるE235系。E231系やE233系によって大量の国鉄車両が置き換えられたため、現在は0番台と1000番台の2種類に導入が留まっている訳ですが、今後導入される可能性が高いのはどこの地区なのでしょうか。
1.房総地区
房総地区にはE131系が導入されましたが、209系シリーズを全部置き換えるには至っていません。しかしこのままE131系を導入すると、相当な混雑になり、乗降客の不満爆発も想定できます。実際に鹿島線では、鹿島サッカースタジアムで試合があった際に、E131系を使用した結果、積み残しが発生し、その後は209系も運用につくという形になってしまっています。それだと延々と旧型車が使用される事になりますので、1000番台がひと段落したら、導入が行われると思います。
※試しに色塗りしたものです。実車とは異なります。
⒉ 武蔵野線
武蔵野線には2020年にE231系の導入が完了しました。しかし、この先を考えると、E233系の転属は、中央がダメ、京浜東北もダメ、東海道もダメ、横浜もダメ、南武は6両だからあり得ない、埼京はJーATSーPの工事をしたから勿体無い、京葉も少し勿体無い、という感じで、横浜線、京浜東北線のE235系導入が中止になったことから、E233系は今後は長く活躍する事になると思います。すると、今度は武蔵野線だけ置いてけぼりになってしまいます。そうすると、E235系を導入した方が手っ取り早いと思います。
このぐらいになると思います。あるいは、1000番台で導入が完了するという可能性もあります。いずれにせよすぐには分かりませんので様子を見ておきましょう。
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